「家系」だけじゃない!横浜ラーメングルメ
横浜といえば、全国にチェーン店のある「家系」ラーメンの発祥地として知られています。
1974年に神奈川県横浜市で発祥した豚骨醤油をベースにしたラーメンを「家系」といいますが、これはもともと「吉村家」というお店がはじめに作ったことが由来しています。
この吉村家を代表とする家系ラーメンは別名「横浜ラーメン」とも言われているので、横浜で食べられるラーメンといえばこの味を思いつく人も多いようです。
ですが横浜のラーメンは家系だけでなく、つけ麺も同じくらい人気があります。
特に横浜駅周辺にはたくさんのつけ麺のお店があるので、こってりとした家系とは違ったさっぱり系の味わいのあるラーメンを見つけることができます。
横浜で有名なつけ麺のお店として、横浜駅北口にある「麺場 浜虎」とJR東急東横線横浜駅から直通の相鉄ジョイナスのB1にある「AFURI横浜」が挙げられます。
「麺場 浜虎」のつけそばは700円から食べられるメニューとなっており、濃厚なスープを太麺にからめて食べるボリューム感たっぷりのつけ麺です。
もう一つの「AFURI横浜」は「つけ麺 柚子露」が1060円で注文できる人気メニューで、こちらは柚子と塩でさっぱり仕上げた女性に人気の味付けです。
ランドマークタワー内にも有名店が
横浜を象徴する建物といえばランドマークタワーです。
桜木町駅から徒歩5分のところにあるランドマークタワーにはたくさんの店舗がテナントとして入っていますが、その中の一つが「つけめんTETSU」です。
「つけめんTETSU」は焼石を使った熱々のスープを提供するところに特徴があります。
つけ麺はどうしても食べているとすぐにスープが冷めてしまうという欠点があるのですが、いつまでも熱いままでスープを食べられるように焼石を追加することができます。
あとから焼石を追加するとスープの中に温めた石を入れてくれるのですぐにスープの熱さが戻ってきます。
またお店のこだわりとして、曜日や時間帯によって提供される麺の太さやスープの濃さを変更しています。
そのため訪れる時間帯や曜日を変えることでまた違った味わいを同じお店で体験できるというメリットがあり、それがリピーターを獲得する理由になっています。
なおつけ麺とちょっと違いますが、桜木町駅周辺にはちょっと変わった中華料理屋が多くあることも特徴になっています。
その中の一つが「三陽」で、「毛沢東もビックリの餃子」といった独特のキャッチフレーズを看板に掲げています。
色々とツッコミどころが満載のお店なのですが味は確かで、濃厚な味わいの男性向けの本格中華を食べることができます。