流行のラクレットチーズとは一体どういうものか
2014年頃から徐々に人気が上昇してきたグルメワードの一つに「ラクレットチーズ」があります。
「ラクレットチーズ」とは、フランス語で「削る」という意味の「ラクレ」をもとに名付けられたチーズのことで、表面に熱を加えて溶かしたものをじゃがいもにつけて食べるというスイスの料理に使用されてきました。
年配世代の人や昔のアニメに詳しい人なら、「アルプスの少女ハイジ」が食べていたシーンを思い出すかもしれませんが、とろーりと溶けたチーズをパンやじゃがいもなどに乗せて食べる様子は見ているだけでよだれが出てしまいます。
日本でも人気が高いチーズ料理として「チーズフォンデュ」がありますが、「ラクレット」も本国スイスでは一般的な料理となっており一般家庭でも大きなチーズを買って表面を削ってトッピングするという方法がとられています。
人気が高まってきたこともあって大きなデパートなどでは比較的簡単にラクレットチーズを購入することができるようになりましたが、実際には慣れないと日本人の舌に合わないということもよくあるようです。
というのもチーズはもともと発酵食品ということもあり、熱を加えると菌が活性化して強いニオイを出すという特徴があります。
慣れてくるとそのニオイもおいしく感じられるのですが、あまり本場ヨーロッパチーズを食べたことがない人には癖が強すぎてあまりおいしく思えなかったりします。
そこではやりのラクレットチーズを初体験するなら、いきなり大きな塊を購入してくるのではなく、おいしい料理として出してくれるお店を利用するのがおすすめです。
関西地区の人ならラクレットチーズの有名店がいくつかありますので、そうしたところに一度足を運んでみるとよいでしょう。
日本人の舌にも合うラクレット
関西にあるラクレットチーズの名店として「BONNE RACLETTE(ボンヌラクレット)」があります。
こちらは店名にそのまま「ラクレット」を使用しているだけあって、提供されるメニューにはラクレットチーズが積極的に使用をされています。
場所は大阪市北区の梅田スカイビルで、「チーズとワインが人の出会いをつなぐ」というコンセプトのもとヨーロッパ風の飲食店を再現しています。
ラクレットチーズの他に常時20種類以上のチーズを揃えており、その中から最高の組み合わせを提案してくれます。
料理に使用されるラクレットチーズはシェフが丁寧に削っており、最も美味しい状態で提供をしてもらうことができます。
チーズにはワインがつきものということでピッタリのワインも用意されており、初めてのラクレットも全く抵抗感なしに楽しむことができるでしょう。