初めてのドライブでも安心のなだらかなルート
都心部に住む若い世代の人は、免許をあまり取りたがらない傾向があります。
確かに免許を取っても車を所有するスペースがなかったり、維持が経済的に厳しかったりということがあります。
しかし現在はカーシェアリングサービスのように手軽に車を使用できる方法もあるので、ぜひ大学生の時間のあるうちに免許をとっておき、長距離運転の練習をしてもらいたいところです。
都内から行けるドライビングスポットとしては、富士山周辺や箱根山、北関東ならいろは坂などたくさんの有名道路がありますが、いずれも初心者が出かけるにはかなり難易度の高い道です。
かといって都内の道路や首都高というとかなり混雑をしてしまいますので、初心者がのびのびと走行の練習をするという感じではありません。
そこで都内から近い場所にある運転しやすいなだらかな道路としていくつかのルートをおすすめしていきます。
まず走りやすさということでいうとやはり一番は房総半島方面です。
都心部からなら「海ほたる」を経由する東京湾横断道路を使えばかなり時間を短縮することができます。
東京湾横断道路は直線で都内と千葉県をつなぐ道なので、強風にさえ注意すれば比較的初心者でも安心して走行をすることができます。
東京湾横断道路を使って房総半島に渡ればそのまま南房総周辺までシーサイドラインを走行することができるので、気持ちよくドライブを楽しめます。
都内から千葉県方面に抜けるときに江東区のお台場周辺ルートを通る人もいると思いますが、このあたりは警察が重点的に取締をしているので、テンションを上げすぎて捕まらないように気をつけてください。
秩父方面も絶景スポットが多くおすすめ
都内北部にある秩父方面も絶景が多く走りやすい道が続くおすすめルートです。
奥多摩方面に向かうルートと、秩父方面に向かうルートのどちらかが関東西部でおすすめで、どちらも途中に魅力的な休憩場所のある走りやすい道です。
山道に入ってしまうとややハンドル操作に手間取ることもありますが、基本的には道路の整備状況はよく安全に運転することができる場所なので、とりあえずたくさん乗って経験をしたいという場合にはぴったりです。
奥多摩湖や秩父の羊山公園はピクニックのスポットとしても有名なところなので、朝から出かけてお昼を食べてゆっくり帰ってくるというドライブができます。
いきなり長距離を走るよりもまずは少しずつたくさんの道を走れるようにしていくことが大切で、何度か繰り返すとかなり運転に対する抵抗感がなくなります。
途中で運転に疲れることもあるので十分に休憩を取るようにし、できればもう一人免許を持っている人と一緒に行くようにしましょう。